これを飲まなきゃ南仏ワインは語れません!
パーカーポイント90+点のシャトヌフ・デュ・パプ!
南仏で最も有名なアペラシオン(原産地)の一つ、シャトーヌフ・デュ・パプをご紹介いたします。シャトーヌフ・デュ・パプは、「法王の新しい城」という意味で、14世紀に起こったローマ法王アヴィニヨン幽閉事件に由来しています。幽閉された法王は、ワイン造りの研究を行い、13種類の葡萄品種からなるワイン「シャトーヌフ・デュ・パプ」を造り上げました。
| 産 地 : | フランス ローヌ地方 |
| A O C : | シャトーヌフ・デュ・パプ |
| 収 穫 年 : | 2005年 |
| 造 り 手 : | ドメーヌ・ド・ラ・プレジデント |
| タ イ プ : | 辛口、赤ワイン |
| 葡萄品種: | グルナッシュ70%、サンソー 15%, シラー 10% , ムールヴェードル 5% |
| 土 壌 : | 赤い粘土質土壌にローヌ地方特有の丸い小石が転がる畑 |
| 平均樹齢: | 15年 |
| 収 量: | 30hl/ha |
今回ご紹介するのは、1701年からワインを造り続けてきたドメーヌ・ド・ラ・プレジデントのシャトーヌフ・デュ・パプ。ドメーヌ・ド・ラ・プレジデントは、ロバート・パーカー著『ローヌワイン』にて、シャトーヌフ・デュ・パプで4ツ星★★★★を付けているワイナリーです(ACコート・デュ・ローヌでは3ツ星)。
しかも、この2005年ヴィンテージは、
パーカーポイント90点+。
Foire aux Vins d'Orange 06 にて金賞。
Macon 2007 で金賞。
「デキャンタ」誌銀賞。
等々、数々の受賞歴を誇る、凄いワインなのです。
まるでブラックベリーやカシスのジャムを思わせる果実の香りとインクの香り。完熟した葡萄ならではの凝縮感のある味わいを持ちながら、全体に上品でエレガント。ローヌにありがちな残糖を感じさせる甘みとは一線を画しており、ゆうに10年は熟成させることができます。
トリュフソースのジビエ等に合せたい、重厚な仕上がりです。

1701年創立のこのドメーヌは、コート・ド・ローヌ地区のシャトーヌフ・ド・パプから車で10分ほどの所にあるサント・セシル・レ・ヴィーニュという村にあります。エクサンプロヴァンスの大地主の奥様がオーナーになった時、フランス語で地主を意味する「president プレジダン」の女性形「presidente プレジデント」という名称になりました。この地に葡萄を植えた先駆者です。 1968年からはオベール家が経営しています。
現オーナーのルネ・オベール氏。ちなみに彼の父は、近くのSUZE LA ROUSSE にあるワイン大学(ユニヴェルシテ・デュ・ヴァン)の創立者です。
上は、シャトーヌフ・デュ・パプの畑です(ドメーヌ・ド・ラ・プレジデントの畑ではなく、別の造り手の畑ですが)。ローヌ河から運ばれた巨大な丸い石がごろごろ転がっているのが、ここの畑の特徴です。この石が日中の熱を蓄え、夜、熱を放射することで葡萄の成熟が進む、といわれています。
収穫はすべて手摘みで、 除葉も摘房も小箱を用いた収穫も、もちろん、すべて手作業で行われています。
収穫後は、冷蔵トラックにブドウを乗せ、温度が上がらないよう配慮しつつワイナリーまで運びます。
まず、5℃まで冷やしてスキンコンタクトを2日間。その後、20日間の発酵で30℃まで温度を上げます。
醗酵初期はピジャージュを1日3回、醗酵終了間際には1日1回に減らします。酸素を与えるため、ルモンタージュも行っています。
熟成は、フレンチオークの大樽と、アメリカンオーク、ブルガリアンオークを併用。ブルガリア製(320リットル)の樽は、樽材が少し厚めなのが特長です。ちなみに、ドメーヌには、ハンガリーから持ってきた1世紀以上前の大樽もありました。
樽の使用比率は、3分の1が1年使用樽、3分の1は2年使用樽、残り3分の1はタンクでの熟成となります。ちなみに、新樽は伝統的に使用しておりません。
