| ブルゴーニュを代表する偉大な生産者、 ミッシェル・グロを飲まずしてブルゴーニュは語れません!
かつて、ブルゴーニュを代表する名人と謳われたジャン・グロの長男が、このミッシェル・グロさんです。「ジャン・グロ」名義のワインは、1975年以降、実質的にミッシェルさんが造っていたそうです(ジャンさんは体調を崩していたらしい)。 この事実を初めてインタビューした雑誌『リアルワインガイド』の編集長・徳丸氏は、「さすがにびっくりしたものの僕はそれに対して何の違和感も持たなかった。なぜならミシェル・グロのワインの品質の高さを知っているからだ。」と書いています。 そう、ヴォーヌ・ロマネ村の有名なモノポール“クロ・デ・レア”をはじめ、彼の造るワインはどれもクオリティが素晴らしく高いのです。 今回ご紹介するオート・コート・ド・ニュイは、「黄金の丘」と訳される「コート・ドール」の丘の反対側に位置するアペラシオン。もともと古くからのブドウ産地だったそうですが、1885年から1900年にかけて蔓延したフィロキセラにより、一度は全滅してしまった土地だと言います。 このフィロキセラというのは、和名で「ブドウ根アブラムシ」とも言う害虫で、ブドウの根に寄生し樹木を枯れさせます。19世紀後半にアメリカから渡来したこの害虫は、抵抗力を持たないフランスのブドウ畑で大流行し、無数のブドウ樹が枯れ果てたと言われています。 そうして70年以上も放置されていた土地を、ジャン・グロ氏とミッシェル・グロ氏が再び開墾し復活させたのです。1975年に、ボーヌ市の葡萄栽培学校を卒業したミッシェルさんは、すぐに父と一緒に働き始め、1979年に父のオート・コート・ド・ニュイの畑2haを継ぎました。その後、徐々に畑を広げ、今では、9.7haの内、3分の2をミッシェルさんが所有しています。(残り3分の1は、他の兄弟が所有)。
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