とても珍しいシャトーヌフ・デュ・パプの白ワイン!シャトーヌフ・デュ・パプは、「法王の新しい城」という意味で、14世紀に起こったローマ法王アヴィニヨン幽閉事件に由来しています。幽閉された法王は、ワイン造りの研究を行い、13種類の葡萄品種からなるワイン「シャトーヌフ・デュ・パプ」を造り上げました。面白いのは、13種の内、5種類が白葡萄であり、赤白両方造ることができる土地だということです。とはいえ、白の生産量はとても少なく、珍品と言えるでしょう。
外観は淡い金色。柑橘類や白い花等の複雑な香り。少しスパイシーな香りもあり、果実味あふれるフレーバーです。
口に含むととても滑らかでオイリー。茹でたトウモロコシ、あるいは、香ばしいビスケットのようなニュアンス。
ボリューム感のある味わいの中に、新鮮なフルーツのアロマを感じさせる、典型的ローヌワインと言えるでしょう。
| 産 地 : | フランス ローヌ地方 |
| A O C : | シャトーヌフ・デュ・パプ |
| 収 穫 年 : | 2004年 |
| 造 り 手 : | ドメーヌ・ド・ラ・プレジデント |
| 葡萄品種: | グルナッシュ・ブラン 50%、クレーレット 20%、ルーサンヌ 20%、ブールブーラン 10% |
| 土壌: | 赤粘土にローヌ特有の丸い小石混じりの土壌 |
| 平均樹齢: | 10年 |
| 栽培面積: | 10ヘクタール |
| 収量: | 30hl/ha |
| 生産本数: | 年間約35000本 |
| アルコール分: | 14-15% |
| 残糖度: | 2-3 g/l |
| 醸造: | 手摘みで収穫した葡萄を冷蔵トラックで搬送。24時間から72時間の果皮浸漬を低温(5℃)を行い、長い醗酵期間の間、温度は16〜18℃に保つ。味わいに厚みをもたせるためマロラクティック醗酵を行う。 |
| 熟成: | 10%は新樽を使用 |
| 試飲: | 透明な金色の色調で、柑橘系の果物や白い花の香り。ビロードのような非常に滑らかな舌触り。新鮮な果物の香りが口中に広がります。 |
| 料理: | ホタテのウニソース添え、魚料理ではヒメジの切り身(スズキの一種)、キノコのテリーヌ、タイの焼き物 |
1701年創立のこのドメーヌは、コート・ド・ローヌ地区のシャトーヌフ・ド・パプから車で10分ほどの所にあるサント・セシル・レ・ヴィーニュという村にあります。エクサンプロヴァンスの大地主の奥様がオーナーになった時、フランス語で地主を意味する「president プレジダン」の女性形「presidente プレジデント」という名称になりました。この地に葡萄を植えた先駆者です。
1968年からはオベール家が経営しています。
現オーナーのルネ・オベール氏。ちなみに彼の父は、近くのSUZE LA ROUSSE にあるワイン大学(ユニヴェルシテ・デュ・ヴァン)の創立者。
所有畑はケランヌ村に60ha、コート・デュ・ローヌに40ha、シャトーヌフ・デュ・パプに20ha。非常に質の高いローヌワインを生産しています。
カーブ(ワイン貯蔵庫)。
一部の樽はブルガリア製(320リットル)を使用。樽材が少し厚めなのが特長です。
収穫は手摘み。 畑の横に冷蔵トラックで保管し、夜、涼しくなってから醸造所まで運び仕込みを行います。まず、5℃の低温で果皮浸漬を24時間から72時間(品種によって変えます)。その後、16℃から18℃で長期の醗酵を行います。これにより、味わいに丸みが生まれるとのこと。熟成は、10%を新樽で行うことで、ボディに厚みを持たせています。
