これを飲まなきゃ南仏ワインは語れません!
パーカー4ツ星★★★★のシャトーヌフ・デュ・パプ!
南仏で最も有名なアペラシオン(原産地)の一つ、シャトーヌフ・デュ・パプをご紹介いたします。シャトーヌフ・デュ・パプは、「法王の新しい城」という意味で、14世紀に起こったローマ法王アヴィニヨン幽閉事件に由来しています。幽閉された法王は、ワイン造りの研究を行い、13種類の葡萄品種からなるワイン「シャトーヌフ・デュ・パプ」を造り上げました。
シャトーヌフ・デュ・パプには、13種の内5種類の白ブドウから造られる白ワインもありますが、非常に本数が少ないため、レアなワインです。
| 産 地 : | フランス ローヌ地方 |
| A O C : | シャトーヌフ・デュ・パプ |
| 収 穫 年 : | 2006年 |
| 造 り 手 : | ドメーヌ・ド・ラ・プレジデント |
| タ イ プ : | 辛口、白ワイン |
| 葡萄品種: | グルナッシュ・ブラン50%、クレーレット20%、ルーサンヌ20%、ブールブーラン10% |
| 土 壌 : | 赤い粘土質土壌にローヌ地方特有の丸い小石が転がる畑 |
| 平均樹齢: | 10年 |
| 収 量: | 30hl/ha |
今回ご紹介するのは、1701年からワインを造り続けてきたドメーヌ・ド・ラ・プレジデントのシャトーヌフ・デュ・パプです。
ドメーヌ・ド・ラ・プレジデントは、ロバート・パーカー著『ローヌワイン』にて、シャトーヌフ・デュ・パプで4ツ星★★★★を付けているワイナリーです(ACコート・デュ・ローヌでは3ツ星)。

1701年創立のこのドメーヌは、コート・ド・ローヌ地区のシャトーヌフ・ド・パプから車で10分ほどの所にあるサント・セシル・レ・ヴィーニュという村にあります。エクサンプロヴァンスの大地主の奥様がオーナーになった時、フランス語で地主を意味する「president プレジダン」の女性形「presidente プレジデント」という名称になりました。この地に葡萄を植えた先駆者です。 1968年からはオベール家が経営しています。
現オーナーのルネ・オベール氏。ちなみに彼の父は、近くのSUZE LA ROUSSE にあるワイン大学(ユニヴェルシテ・デュ・ヴァン)の創立者です。
収穫は房を選別して手摘み。 畑の横に冷蔵トラックで保管し、夜、涼しくなってから醸造所まで運び仕込みを行います。
まず、5℃の低温で果皮浸漬を24〜72時間(品種と収穫日によって異なります)。
その後、16℃〜18℃で長期の醗酵を行います。また、マロラクティック発酵により、味わいに丸みを出しています。
熟成は、フレンチオークの大樽と、アメリカンオーク、ブルガリアンオークを併用。ブルガリア製(320リットル)の樽は、樽材が少し厚めなのが特長です。ちなみに、ドメーヌには、ハンガリーから持ってきた1世紀以上前の大樽もありました。
樽の使用比率は、3分の1が1年使用樽、3分の1は2年使用樽、残り3分の1はタンクでの熟成となります。熟成には新樽を10%用いることで、ボディに厚みを持たせています。

グラスに注ぐと、外観は淡い金色をしており、柑橘類や白い花等の複雑な香り。少しスパイシーな香りもあります。
口に含むととても滑らかでオイリーで、ビロードのようなとろりとした舌触り。茹でたトウモロコシのようなニュアンス。
ボリューム感のある味わいの中に、新鮮なフルーツのアロマを感じさせる典型的ローヌワイン。
魚のヒメジのウニソース、きのこのテリーヌ、真鯛のグリル等に合せたい白ワインです。
