こんなワイン、初めて見ました。
ビオディナミで造る、ボルドー・スパークリング
ボルドーでたった7軒しかないというビオディナミの生産者シャトー・ローバリットが「ロワイヤル・テュイリエール」銘柄で造る、クレマン(シャンパーニュ地方と同様、瓶内二次発酵で製造するスパークリング・ワイン)です。
香りが豊かで、青リンゴやミント、レモンキャンディーのよう。すっきりして軽快な味わい。どなたにも飲みやすく好まれるワインです。
| 産 地: | フランス ボルドー地方 |
| AOC: | クレマン・ド・ボルドー |
| 収穫年: | 2004年 |
| 造り手: | シャトー・ローバリット |
| 葡萄品種: | セミヨン、ユニ・ブラン |
| 土 壌: | 粘土石灰質または石灰質むき出しの土壌。場所により珪藻土壌も混在。 |
| 味わい : | ライトボディ(軽口) |
ボルドーからおよそ45km南方にあるこのシャトーは、1780年から同じ家系で葡萄栽培を行っています(現オーナーのフロリアン・シモノー氏は5代目)。
1965年という古い時期から、当時ボルドーでほとんど行われていなかったビオロジック栽培を始めています。2002年から25haの自社畑全てをビオディナミ栽培に切り替え、ますます自然にやさしい葡萄栽培を行っています(エコセール認証済み)。

「収量を抑え、健全で非常に濃縮感のあるブドウをまず得るのがとにかく大切」と話す、フロリアン氏の造るこのワインは、果実味が非常にピュアで、香りが華やかなのに、とてもさっぱりして飲みやすいスパークリングワインに仕上がっています。
これはビオディナミの作業カレンダー。花の日、フルーツの日、等、それぞれの日にはどういった作業をしなければならないのかといった決まりごとがあります。
ビオディナミ農法では、「プレパラシオン」と呼ばれる特殊な調剤があります。通常は他から購入する農家が多いそうですが、シモノー氏は自分で調合しているそうです。

スパークリングワインには爽やかな酸味が必要なため、スティルワインより若干早めに収穫したブドウを使用しています。
ブドウのプレスには空圧式プレス機を使用し、わずか2気圧と、ゆっくり、やさしくプレスします。白ワインの醸造では果汁が酸化しないよう細心の注意を払っており、醗酵前醸し時はタンク内に炭酸ガスを注入する等、醸造の全ての工程で酸化防止の措置を行っています。
ちなみに、瓶内二次発酵〜ルミュアージュまでの工程を行う設備はワイナリーの中にはないため、専門の会社へ外注委託しているそうです。
ラベルにはちゃんと下の方に、「アグリクルチュール・ビオロジック」、つまり、「有機農法」とフランス語で書かれています。
(写真では見えませんが、有機農法を証明するABマークも貼付されています。)
