『ワイナート』に取り上げられたシャンパーニュ!
あのジャック・セロスも欲しがる、ヴェルズネイのグラン・クリュ。
クリュッグがモンターニュ・ド・ランスで購入しているピノ・ノワールはペユ・シモネのみ。アイと並んで、ピノ・ノワールにとって最高の畑のひとつ、ヴェルズネイのシャンパーニュ。
| 産 地: | フランス シャンパーニュ地方 |
| 品 種: | ピノ・ノワール70%、シャルドネ30% グランクリュ100% |
ワイナート39号で取り上げられました!
シャンパーニュ地方に17ヶ村あるグラン・クリュの畑。中でもヴェルズネイの畑は非常に良質なピノ・ノワールが採れることで知られています。ヴェルズネイは、モンターニュ・ド・ランス北側の全てのグラン・クリュに共通する透明感、ミネラル感、伸びやかさ、バランスといった美点のほかに、精神的な尊厳と、抵抗できないほどの美貌を備えています。アイが王なら、ヴェルズネイは女王だ、とさえ言われています。
それは、今やマニア垂涎のシャンパーニュ“ジャック・セロス”の当主アンセルム・セロスの次の台詞からも分かります。
『ヴェルズネイが最高のクリュだということは常識。問題は誰も畑を売ってくれないことだ!』
ダヴィッド・ペユ氏は、父方のPehu家と母方のSimonet家により1960年代に生まれた造り手。5ヘクタール以下のいくつかの畑から完成度の高いブドウを造り、あのクリュッグがモンターニュ・ド・ランスで生産されるピノ・ノワールを全てこのペウ・シモネから買っているという隠れたピノ・ノワールの名手です。そのほか、シャンパーニュ・マム Mumm にもブドウを卸しているなどその実力は現地では有名。年間20000本のみのレコルタン・マニュピュラン。今後まさに注目を集める生産者になること間違いない造り手です。
ペユ・シモネの最大のこだわりはマロラクティック発酵(MLF)をブロックすることです。MLFを行うと果実の風味が弱まり、熟成した香りを帯びます。そのため現当主のダヴィッド・ペユ氏もこの伝統的醸造を受け継ぎ、先代から続くこの蔵のスタイルとなっています。そもそもMLFは2基の酸を持つリンゴ酸が1基の酸を持つ乳酸に変わる減酸発酵であり、きれいな酸が残ります。ただMLFを行わなくとも完熟したブドウ栽培しを収穫することで酸が残りすぎずきれいに仕上がるそうです。
輝きのある黄色で、丸く当たりの柔らかなきめ細かな泡立ち。蜂蜜やナッツ、ミネラルなどのニュアンス。完熟したブドウを使用することで厚みのある骨太な骨格、深みがあり重厚感があります。ピノ・ノワールの良さと旨味が綺麗に表れていると言った印象です。


